ホームページの配色を基本から応用まで学ぶサイトです

ウェブサイトのカラーコーディネートを専門とするカラーコーディネーター坂本邦夫が、読みやすく使いやすいホームページの配色についての記事を公開しているサイトです。

色彩の基礎知識から、配色の作り方、競合サイトとの色の比較方法や色のアクセシビリティまで、一通りの配色知識を学ぶことが出来ます。また、最新の情報や成果などもここで発表していきます。

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ビジネスブログの色に関する考察

先日、Twitter上でブログの色についてつぶやいてみました。内容はこんな感じです。

  • ブログの色について。検索などからブログにたどり着く場合、ヘッダだけ変えて目立たせた個人の無料ブログって、ものすごく記事に到達しにくい。この人の考えや意見を知りたいという強い意志がない場合には、ヘッダだけ目立ってるのはマイナス
  • 既にリピーターになってる人には関係ない話なんだけども、そもそもリピーターにさせるためには内容の充実が必要なわけで、内容をよく知ってもらうためには、サイトの回遊性を高める色を選ぶことも重要。ヘッダ変えただけでは集客は無理だ
  • と言うわけで、やっぱりコンテンツがよくないとどうにもならんなといういつもの話に落ちついた

とは言うものの、140字では多少言い足りない部分や、誤解を招きそうなところもあるので、もう一度整理してみようと思います。個人のブログで、特にビジネスにつながらなくても、好きなことが発信できればいいという場合には、どんな色でも構わないと思いますので、今回はビジネスブログに限った場合で考えてみましょう。

まずブログが読まれる場合には、大きく「その記事を読みたい」という場合と、「ある人の書いた記事を読みたい」という場合に分けて考えることが出来るかと思います。前者は検索エンジンやTwitter・ソーシャルブックマークなどで記事のタイトルなどを見て興味をひかれた場合、後者はその分野の第一人者や芸能人など誰が記事を書いたのかがその時点でわかっている場合ですね。

記事そのものに興味を持っての訪問の場合には、まず興味の対象は記事の内容です。そこで内容が良ければ、他のページの記事も読んでみたいと思うでしょうし、上手くいけばTwitterでフォローされたり、ブックマークなどもしてもらえるでしょう。このようにリピーターやフォロワーが増えればよいのですが、そのためには内容の充実というのが大前提になります。

リピーターを増やすためには、その時幸運にも読んでもらえた記事だけが見られればよいわけでもないでしょう。出来れば他の記事も読んでもらい、「この人の書いていることはおもしろい」や「なかなか勉強になるなぁ」などと感じてもらえるようにしなければなりません。

ああ、ここまでまったく色のことは書かれていません。そして書きようもありません。当たり前のことですが、1回目の訪問をしてもらうまでは、色なんて読者には関係ありません。つまりブログの色で訪問者数アップというのは、ただのファンタジーなのですね。

ただ訪問してもらってからということであれば、話はまったく別です。

どこからともなくやってきた読者は、そのブロガーの名前や経歴などは知らず、記事のタイトルの情報だけを持ってブログに到着します。そのような人に向けて、まず記事の部分に視線が向くように配色をする必要があります。

そして出来れば他の記事も読んでもらって、このサイトのリピーターになってもらいたいという希望を実現させるためには、サイト内の回遊性を高めるために、リンクなどがわかりやすい色を施す必要があるのです。

アメブロをはじめとする無料のブログサービスのテンプレートの中には、どう考えてもその人の記事よりも、各種サービスが大事なのではないかと思われる(運営側としてはおそらくそう)ものがたくさんありますので、テンプレートをそのまま使うには注意が必要かもしれません。

次に後者の著名人のブログなどでは、そもそもリピーターが多かったり、○○のブログのように内容より誰のブログかということで訪問されたりするので、上記のような配慮はしなくてもよいのかもしれませんが、それでも回遊性を高めるための工夫は必要ですね。

では、ヘッダのデザインなんかはどうでもいいのかというと、けしてそうではありません。サイトのユーザビリティとは別にブランディングとして重要になるわけです。

書いている人や内容をわかりやすいイメージで表現することで、より顧客になってくれそうなターゲットをひきつけてくれます。企業のブログではその企業の理念を表すコーポレートカラーが、個人のブログでは、その人をの人柄や考え方、文体などに合った色を表現することが重要でしょう。

まとめると、ブログに重要なのは内容の充実で、それを支えるための色・デザインが必要です。

逆に一番よろしくないのは、ヘッダなどのデザイン部分だけ派手に作って、内容がまったく充実していない場合ですね。顔出しまでして、内容がしょぼかったという印象が残るのだけは避けたいものです。

そしてせっかく訪問してくれた人がクライアント候補にさせるために、わかりやすいナビゲーションの配色にすることです。

ビジネスブログの色を真剣に考えるなら、コンテンツの充実度合いとデザイン・ユーザビリティを総合的に考えた方がよいでしょう。デザインだけ突出しているのはマイナス効果を生むこともあると考えています。

ビジネスブログの色については、大阪と東京のWebカラーセミナーでも少しお話ししようと思います。

企業サイトや個人事業主の方で、ブログの配色はこれでいいのかというお悩みをお持ちの方は、フォルトゥナでアドバイスも行っておりますので、ご相談ください。

ウェブ配色ツール Ver2.0

ウェブ配色ツール Ver2.0の画像当サイトで公開しております配色ツールの後継ツールとなる「ウェブ配色ツール Ver2.0」を公開しました。

今回のツールでは背景色の有無やロゴのテキスト・色に加え、メインビジュアルの変更にも対応しております。また配色一覧表も表示できるため、打ち合わせ等でも利用いただけると思います。

フィードバックをいただければ、バージョンアップの参考にさせていただきますので、何か気づいた点などがありましたら、お問い合わせいただければと思います。

ウェブ配色ツール Ver2.0」は、当サイトではなくカラープランニングオフィス フォルトゥナのサイトに設置しておりますので、お間違えなきようよろしくお願いします。

ウェブサイトにおけるカラーコーディネーター(あるいは色)の役割

ウェブサイトにおけるカラーコーディネーターの役割は、大きく2つに分かれます。それは企画段階におけるカラーマーケティングです。そしてデザイン時における確認と最終調整です。実はこの2つは同じ色を扱う作業でも、まったく異なる事を行うのです。

文字の読みやすさに関するまとめ

文字の読みやすさに関しての調査結果を「アンケートの集計結果1(生データ)」「アンケートの設問について」「アンケートの集計結果に対する感想」の3つのエントリーに書いてきましたが、今回はそれらのまとめとなります。回答の数字だけでなく、いただいたご意見などもまとめて、読みやすさに関してまとめてみました。

「文字の読みやすさ」に関するアンケートの集計結果に対する感想

回答の2色がWCAG2.0のコントラスト比とWCAG1.0の色差・明度差をクリアしているかどうかの判定をし、同じ色の組み合わせを反転させたときの回答を比較して、感想を書いてみました。詳しい考察ではなく、私の主観と推測ですのでご注意ください。

「文字の読みやすさ」に関するアンケートの設問について

調査結果の考察に入る前にまずはいただいたご意見を踏まえて、どのような基準で設問を作ったかを説明したいと思います。

「文字の読みやすさ」に関するアンケートの集計結果1(生データ)

アンケートの生データ

2010年2月19日から4月30日のかけて、文字の読みやすさに関するアンケートを実施し、98名の方の回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。考察は後ほど加えるとしまして、まずは結果の生データを公開しておきます。

質問は「この色の組み合わせは読みやすいですか?」とだけ記し、特に条件などは設けておりません。異なる背景と文字の組み合わせを読んでもらい、それぞれを「とても読みやすい」「やや読みやすい」「どちらでもない」「やや読みにくい」「とても読みにくい」「まったく読めない」の6段階で分類していただきました。

Webの配色に関する調査のご協力お願いします

現在、背景色と文字色のコントラストについて調査を実施しております。

文字の読みやすさに関する調査

背景色と文字色の組み合わせで、読みやすいか読みにくいかを選んでいくだけの簡単なものなのですが、設問が多いため、自分で作っておきながら大変面倒くさいものとなっております。お忙しい中恐縮ですが、データを多く集めたいと考えておりますので、Web業界の方だけでなく、様々な方のご協力をお願いできればと思います。

なお、集まったデータを元にあれこれ考察をし、当サイトにて公開いたします。

アンケートは4月30日(金)までとさせていただきます。お忙しい方はTwitterでこんなアンケートがあるとつぶやいていただくだけでも構いませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

JIS X8341-3:2010における文字コントラストの達成基準

2004年版と2010年版の違い

今年(2010年)に改訂されるとされるWeb JIS(JIS X8341-3:2010)の公開レビュー版を読みましたので、文字色について少し書いてみようと思います。正式版ではどうなるやらわかりませんが、大きく変わることもないでしょう。

線の太さと色のコントラストから強調を考える

同じ色の組み合わせでも、サイズが異なればその組み合わせによる印象や機能が変わる場合があります。

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