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役に立つ色

美しいと思わせるだけでない効果が色彩にはたくさん存在します。その効果を出来る限り使えば、2ランク上の配色を完成させることが出来ます。

ウェブサイトの目的を伝える

本来ウェブサイトを訪れてくれる人は何らかの情報を求めて集まる人のはずです。企業のウェブサイトはもちろんのことながら、個人の日記などについても同じようなことが言えるでしょう。

そのような訪問者に対して、読みやすい配色をするのは当然のこととして、情報の価値を高めるような配色をしなければ配色する意味はありません。

あなたが最も伝えたい情報を、円滑に伝えるために誤った色彩の使い方をしないことは大変重要なことです。

色彩の機能を使う

私たちは普段、色にコントロールされています。例えば信号について考えてみましょう。「ああ、信号が赤になったから、車のブレーキを踏んで止まらなければならないな」などと信号を見るたびに考えている人はいないといって良いでしょう。

また交差点などで銀行を探す時には、看板の色で探すことはありませんか? ご自分の使う銀行の色を記憶していて、銀行の名前よりも先に色を判断しようとします。

このように経験や教育などから得た色彩の知識を知らずに使っているわけです。効果的に用いれば使いやすい配色を見つけることが出来ます。

心理的・生理的影響を使う

色には心や体に影響を与えるという効果もあります。よく知られた例を挙げてみます。

  • アメリカのサンタクララ刑務所では、凶悪犯を収容する部屋にピンク色を塗ったところ、囚人の攻撃性が減りおとなしくなった
  • 自殺の名所として有名なロンドンのブラックフライア・ブリッジを黒から緑に塗り替えたところ投身自殺者の数が34%に減少した
  • 青は副交感神経に作用し、体温、血圧、脈拍を下げる効果があります。赤はその逆の効果を持っています

このような心理的な効果を利用して、色彩を決定していくことも可能です。具体的にどのような効果があるのかは、後ほど色彩の心理的効果のページで触れていくことにします。

投稿者 坂本邦夫 : 最終更新日 2007年04月28日 : 投稿日 2005年11月13日

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