書店などで入手できる配色サンプルは非常に便利な物ですが、そのままでは使えないことが多々あります。
配色サンプルが全て正しいわけではない
書店に行けば様々な種類のカラーチャートといった本を手に入れることが出来ます。その中には様々な配色サンプルが掲載されており、イメージしやすい形容詞などから3つの色を辞書のように取り出せたりするようなものなどがあります。特に最近の物はありがたいことにRGB値も掲載されているので、そのまま使うことが出来るのが特徴です。
そこでとある本に載っていたサンプルを使って配色を行ってみました。「フレッシュ」というページに載っていた配色サンプルです。面積比は出来るだけ維持することにして、サンプル1と2を作ってみましたが、どうも黄色が暑苦しくてフレッシュな配色とは思われません。
そこで面積比を調整してみたのが、サンプル3と4です。サンプル3の方は黄色をアクセントカラーに持ってきましたが、それでも暑苦しくてフレッシュではないような気がします。4の方はなんだかゆるい印象になってしまいました。
そこで思い切って邪魔をしていた黄色の明度を上げてみたサンプルが5と6ですると、少しはフレッシュなイメージに近づいたかと思われます。
あとは使うべき部分を考え直したり、全体の面積を調節するなどして理想のイメージに近づけていくようにしましょう。
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色彩のイメージは面積によって大きく変わります。その面積比についてご説明いたします。
ベースカラーを中心に配色
メインの1色をベースカラーと呼んでおりますが、インテリア等のカラーでよく使われるのがベースカラー、サブカラー、アクセントカラーという考え方で、その面積の比率を考えて配色を行うという手法です。この手法はウェブサイトの配色でも非常に有効です。
- ベースカラー 70%
- サブカラー 25%
- アクセントカラー 5%
この割合で配色すると調和しやすいのですが、あまり細かい数字にはこだわらなくて良いでしょう。ただし先程決めたベースカラーの割合が減ってきて、他の色が目立ちすぎるようなら注意しましょう。ベースカラーがきっちりと定まっていれば、サブカラーとアクセントカラーを選ぶことはそれほど難しいことではありません。
面積比に従って並べる
色彩を考える時には色をこのように面積比に従って並べていきましょう。大事なことは面積比を重視して適当に色を塗らないということです。同じ2色を使っていても、面積比が変われば印象が全く変わって見えてしまいます。逆の言い方をすれば面積比を守っていけば、イメージがぶれにくくなります。あとで困らないように必ず守るようにしてください。
例では同じ色相と彩度で明度だけ変えた2色を並べていますが、これを入れ替えるだけでも皆さんの受ける印象が違う物になることと思います。
実際に配色を行う時には2色を分離して使うことも多いと思いますが、距離を置かずに並べることは隣り合った色が調和するかどうかを考えるのに有効です。
ご自分で配色を行う時には下の画像のようなものを作り、それに彩色をしていくと面積比もわかりやすいでしょう。
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